むし歯になりにくいおやつ

むし歯を作らないおやつの知恵

小さい子供は目覚しい成長発育をしていますから、1日に必要なエネルギーだけでなく、成長のためのエネルギーも必要です。しかし、子供は胃袋が小さいので、三度の食事だけで必要なエネルギーを補給することはできないのです。

そこで、おやつが必需品になってきます。でも、おやつ=甘いものというのは、たいへんな誤りです。おやつを虫歯の原因にしないためには、与え方と種類が問題なのです。

むし歯になりにくいおやつ

市販のおやつを選ぶポイント

歯にくっつきにくく、口の中に長く残らないものがむし歯になりにくいおやつです。

★虫歯の危険度の高い順

特に高いもの
ドロップ・ガム・キャラメル・チューイングキャンディ・グミ(キシリトール入りでない)

ドロップなどはなかなか溶けずに長い時間口の中に入っている、キャラメルなどは歯にくっつきやすいので注意が必要です。

高いもの
チョコレート、カステラ、和菓子、ビスケット、クッキー、プレッツェル

チョコレートは子どもが大好きで習慣化しがちなお菓子なので、なるべく与えないようにしたいものです。

やや高いもの
マドレーヌ、スポンジケーキ、かりんとう、レーズンサンド、ウエハース、コーンフロスト

糖分は多くてもポロポロ・サクサク・パリパリの食感のものなので歯にくっつきにくいものです。

低いもの
バニラアイスクリーム、甘栗、果物、砂糖不使用のビスケット

アイスクリームは砂糖を多く含みますが口の中ですぐ溶けて歯にくっつく時間が短いです。ビスケットの中でも砂糖を使っていないものは虫歯になりにくいです。

特に低いもの
せんべい・クラッカー・スナック菓子・ピーナッツ・スルメ

砂糖が入らないうえ、カリカリと砕けるので歯にくっつきにくいです。ピーナッツなどのナッツ類は誤飲の恐れもあるので、4歳ごろまでは控えましょう。

おやつの与え方三原則

1
時間を決めて、規則正しく与えましょう

甘いおやつを自由に与えていると、口の中に砂糖が入っている時間が長くなり、むし歯ができやすくなります。また、食事の時に食欲がなくなったりもします。 

2
1回に食べる量を、決めましょう

お菓子を袋ごと与えたり、ジュースをペットボトルやパックごと渡すのは、ダラダラ食いのもと。お菓子や飲み物は小皿やコップに入れて与え、1回分の量を決めます。

3
おやつの組み合わせを、考えましょう

チョコレートと炭酸飲料、ドーナッツとジュースというように甘いお菓子プラス甘い飲み物というのは、歯のためにはあまりよくありません。甘くないものと組み合わせましょう。

むし歯になりにくい歯を作るためにルールを決めよう!

お取り扱い商品 ※ほんの一例です

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